【単身赴任】転勤族に習う、引越し準備を簡単にする方法
【単身赴任】転勤族に習う、引越し準備を簡単にする方法
転勤は突然訪れます。社会人になって企業に勤めれば、サラリーマンにとって転勤はつきものです。
特に俗に言う転勤族の方々は同じ土地に長年住み続けることのできる人は少なく、数年に一度は辞令で家族単位での引越しをしなければいけません。
普通、引越しと言えば多大な労力・時間を費やし、『引越し貧乏』という言葉があるくらいに高額な引越し費用が直接家計に響き、引越しにはマイナスイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、事前に適切な対策を取ることで準備時間の短縮・労力の軽減そして引越し費用の節約が出来ます。
転勤族の方が毎回の引越しをどのようにこなしているのかを参考にして、次回の引越しに生かしましょう。
また、今春から短期大学や専門学校の1・2年学校の学生さんやこれから全国に拠点を置く企業に勤める方に参考になれば幸いです
便利なサービス・施設を利用する
> 家具家電付きアパートの利用
> レンタル家電の利用
> 引越し前に家具家電を売る・譲る・処分する
日常生活の中でできる準備
> ネット環境の見直し
> 専用箱の保管
> 衣類の収納は押し入れ収納(衣装ケース)を利用する
転勤シーズンの引越し相場
> 単身世帯通常期・繁忙期の料金比較(全国平均)
> 繁忙期の引っ越し見積もり費用を安くする方法は?
まとめ
転勤の多い方は、赴任地の滞在期間が短くその度の引越しが大変です。
便利なサービスを利用することで家具家電購入費用の節約・引越しの際の面倒な準備の手間が省け時間・労力の負担が軽減することが出来ます。
また、引っ越し荷物が減ることで引越し費用の節約にもつながります。
家具家電付きアパートは必要な家具家電が入居時から設置されている為、冷蔵庫・洗濯機やテーブル・ベットを準備する必要が無く、入居日から手軽に生活が始められます。
お住まいの地区には個人様向けの家電のレンタルを行う業者さんが沢山点在します。
家具家電付きアパートと同じで単身生活に必要な冷蔵庫・洗濯機などが借りられる為、引越しの際に面倒な事前準備・運送行うこともなく、希望日に納品・回収に立ち会うだけで完了です。
また、家電3点・5点・8点セットなどのコースを利用することでお手頃な料金でレンタル出来るようです。
家具家電を揃える前に、滞在期間やレンタル料金などを見比べて比較してみてはいかがでしょうか。
品目 | 料金(半年) |
---|---|
冷蔵庫(約110L) | 15,000~25,000円 |
冷蔵庫(約140L) | 20,000~30,000円 |
洗濯機(4.2kg) | 15,000~25,000円 |
テレビ(24インチ) | 25,000~30,000円 |
電子レンジ | 約7,000円前後 |
照明器具 | 約6,000円前後 |
電気ポット | 約5,000前後円 |
炊飯器(3合焚き) | 約5,000円前後 |
※各地区や店舗で料金は異なります。
コース | 内容 | 料金(一年) |
---|---|---|
3点セット | 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ | 約80,000円前後 |
5点セット | 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・炊飯器 | 約120,000円前後 |
8点セット | 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・テレビ・電気ポット・テーブル・テレビ台 | 約180,000円前後 |
※各地区や店舗でセット内容・料金は異なります。
転勤の配属先が現在住んでいる街を離れて遠方へ引越すことになった場合、ほとんどの家具家電を処理して身軽な引越しする方がいます。
荷物を減らし身軽になることで運送方法の選択幅も増え、極端に減らす事ができれば、全ての荷物を乗用車で運んだり、段ボール梱包して宅配便に依頼することも可能になります。
引越し業者に高額な料金支払って引越しをするより家具や家電を処分して新居で新たに購入したほうがお得なのかもしれません。
事前に選別した要らない物の処分は、お住いの市区町村の『不燃ごみ・可燃ごみ・粗大ごみ』回収サービスの利用をお勧めします。 この方法が一番安く処分出来る方法です。
※粗大ごみの処分日はほとんどの市区町村が月一の対応ですので、早めの確認・対処をお勧めします。
※冷蔵庫・洗濯機・エアコン・電子レンジの家電4品目の処分は、家電リサイクル法に沿った方法でしか処分できません。
処分すると判断した中で高年式の家電や状態の良い家具は、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。 買い取ってもらえなくても引き取って貰えるのであれば、処分費用やリサイクル費用を払う必要がなくなり若干の節約になり引越しで大きなお金が必要な時に非常にます。
周りの身内や友知人で単身生活を始めるがいれば、その方に差しあげて使ってもらうのも方法です。 手放したい人は処分費用が節約出来、欲しい人は購入費用の節約になりお互いに経済的になり、あげる人側には『誰かが使ってくれる!』という処分するより気持ち的にもすっきりします。
転勤・引越しの多い方は、引っ越しが終わったその日からまた訪れる次の引越しの為の準備が始めてあります。
その事前の準備を行うか行わないかで次回の引越しの手間が変わってきます。
今ではほとんど方がネットで情報得、ネットで買い物を行う時代になり、日常生活にはネット環境は必項になりました。
環境作りにはプロバイダーの契約そして解約、最近の賃貸は環境が整っている場合もありますが接続には立ち合いが必ず必要になります。
こうした手間を省くためにポケットWIFIに変更されるのも良いと思います。
もちろんネットの使用頻度やその地の滞在時間等も関係してきますが、場合によっては煩わしさも省け場合によってはお得な場合もあります。
固定回線とは、フレッツ光などケーブル回線の事であり回線速度が早い為、動画の視聴や大きなデータの処理が必要な場合には良い環境です
またケーブルテレビの契約を行えば、海外のスポーツや専門チャンネルが視聴出来楽しめます。
しかし使用するには回線の接続工事が必要で2万ほどの初期費用が掛かる為、引越しの頻度が多い方には向きません。
ホームルーターは、固定回線と違い特殊な工事もなく、本体のコンセントに挿して電源を入れれば使用可能です。
但し、使用開始時には立ち合いが必要で予約性の為、手続きを間違えて1週間使えないなんてこともあります。
モバイルWiFiは、ホームルーターと一緒で電源を有れば使用出来、尚且つバッテリー内臓の為持ち運びが可能である為外出先での使用も可能です。
契約も個人に掛かるので、引越ししても何の変更手続きも必要ありません。
但し、場所を選び電波の届きにくい場所では使用できず、月のデータ使用量は他の回線と比べ低くなります
転勤の際の費用がすべて出るような企業様の場合、引越し業者へ依頼されるので心配はないと思いますが、引越し費用の節約をお考えの方には衝撃・振動に弱いテレビ・パソコンなどの専用箱を処分せずに保管することをお勧めします。
次の引越しの際に安全に運べ尚且つ宅配便にての運送も可能になります。
その他あったら助かる物としてエアキャップや段ボール材などもあれば衣装ケースなどの周りに巻き付けるだけで宅配便での配送が可能になります。
引越しのお見積りの際、 特に まず引越しの際の運搬方法については大きく2つに分かれます。 複数の世帯の家財品を載せて運ぶ混載便とご依頼者の家財品のみを載せて運ぶ貸切便があります。
今まで多くの引越しをさせていただきました。 その中で転勤族と呼ばれる方の引越しも多くさせて頂きましたが、共通して皆さん最低限家具の所有で生活をされていることに気づかされます。 転勤族の人の荷物の例を挙げお勧めできる事のご紹介をいたします。
衣類の収納は衣装ケース家具は折り畳み式
ベット・ソファーなどの大型家具が無い
生活をしていると、押し入れに眠ってる衣類・使ったことがない食器・段ボールに入ったままの雑貨など出てくると思います。
『いつか使う・いつか着る』と思い取ってあるものは、恐らくその出番がないまま次の引越しまで保管されることになると思います。
一定の期間使わない物は処分するなど自分のルール決め荷物を減らしていきましょう。
以上4つの例を挙げましたが、個々では大したサイズではありません。
しかし処分せず溜め込んだことによりハンガーだけで段ボール一つ満杯になったり、家具の引き出しの中に試供品でぎっしりなどを引越しの際のよく目撃します。
物持ちが良いことは悪い事ではないですが、溜まって処理できなくなる前に定期的に片付け・処分をおこなうことをお勧めします。
これまで引越しのご依頼を頂いた引越しの多い方の家財品の量です。
以上、参考例を三件上げさせて頂きましたが、皆様、必要最低限の家財品での引越しを行い、そして日常生活を過ごしておられます。 『有ったらいいな』『この家具が欲しいなぁ』と快適に暮らすための家財品をあげればキリがないのですが、引越しの際の片づけの手間や引越し費用を抑えるためにあまり必要の無い家財道具は持たないことをお勧めします。
知人の勤め先は全国に営業所(店舗)があり、短期間の滞在で各県を飛び回っており、一つの営業所(店舗)滞在期間も短く3~6ヶ月で次の地区へ移動を繰り返す生活送っていて1年間の引越し回数3~4になるそうです。
こんな年間スケジュールで引越しの多いこの方の毎回の住まいは家具家電付きのアパート、荷物は大きめのキャリーバックと段ボール数個そして仕事道具だけで自家用車に楽に積める量だそうです。
現在、今の生活形態になっておおよそ15年になるそうですが、この生活にも慣れ現在では困ることもほとんどないとのこと。
知人の生活形態は非常に珍しいと思いますが、慣れてしまえば少ない家財でも暮らしていける参考になるのではないでしょうか。
最近は断捨離という言葉も良く耳にし、使わない服・雑貨など処分してすっきりした生活空間に挑戦する方も多いようです。
引越しの多い人・転勤族の方で『荷物が多いなぁ』と思う方、断捨離に挑戦して少ない荷物で手間のかからない引越しを目指されてはいかがでしょうか。
会社の転勤時期はお勤めの企業様にもよると思いますが、転勤が多い時期は一年2半期の上期末の9月又は下期末の3月が一般的だと思います。 故に私たち業者側も引越し繫忙期になり作業件数も増え、引越し料金も相場より上がります。 実際の割増率として4割ほど上昇し、特に学生さんの入学・卒業時と重なる3月にはそれ以上に料金を上げる業者もいます。
通常期 | 繁忙期(3月) | |
---|---|---|
~15km未満(市内引越し) | 平均35,000円 | 平均43,000円 |
~50km未満(県内の引越し) | 平均39,000円 | 平均47,000円 |
~200km未満(福岡~鹿児島) | 平均45,500円 | 平均50,500円 |
~500km未満(福岡~大阪) | 平均50,500円 | 平均57,500円 |
平均でみると2割ほどの価格上昇でありますが、通常期と比較すると最大で4割以上も高くなるケースがあることが分かります。
平均でみると2割ほどの価格上昇でありますが、通常期と比較すると最大で4割以上も高くなるケースがあることが分かります。
引っ越し見積の依頼は、一社だけでなく少なくとも3社以上取り比較しましょう。 料金だけでなく各々の業者のサービス内容なども聞くことにより満足いく引越し業者が見つかるはずです。
同じ繁忙期でも、月末月初を避けることで引っ越し料金を抑えられることもあります。 とくに賃貸物件の更新時期の関係で、月末に引っ越しをするケースが多く、月末の料金が高くなる傾向があります。
引っ越しの作業時間帯を指定しないことも、料金を抑える方法として有効でしょう。 時間帯によって引っ越し料金が変動することがあり、その日のうちに引越しを終えて落ち着きたいという人が多いなどの理由から、とくに人気なのが午前中です。
これまで、転勤族の方の上手な引っ越し準備を記載してきましたが、引越しの多い人は、日常生活の中で出来る準備、普段生活に支障をきたさない程度で少ない持ち物での生活、レンタル家電業者の利用などを行い、次訪れる引っ越しへの準備を常日頃から行っています。